やりたい事が
見つからない
社会人になって何度か転職したけど、長く続かず、本当にやりたいと思える仕事が見つからない…
公共職業訓練1年
社会人になって何度か転職したけど、長く続かず、本当にやりたいと思える仕事が見つからない…
ライフワークバランスのとれた仕事がしたいけど、そんな職場がなかなか見つからない…
良い条件で就職・転職したいけど、資格が必要な場合が多くて条件が合わない…
精神保健福祉士の勤務先は、おおまかには、医療施設、福祉施設、行政施設、その他の4種類に大別することができます。医療施設には、精神科病院や精神科をもつ総合病院、精神科クリニックなどがあり、精神保健福祉士の勤務先として最も一般的です。
スクールソーシャルワーカー
近年増加傾向にある子どものいじめ、不登校、虐待等に対し支援を行う専門職
社会復帰調整官
国家公務員という立場から、心神喪失状態で重大な他害行為を行った者への処遇に携わる専門職
産業分野のカウンセラー
産業分野のソーシャルワークや職場におけるメンタルヘルスチェック、リワーク支援を行う専門職
福祉施設は、就労継続支援事業所や地域活動支援センターなどが代表的です。行政施設は、市役所や区役所、保健所などが挙げられ、精神保健福祉士の資格を活かしながら、地方公務員として働きます。その他の施設には、グループホームなどの高齢者施設、保護観察所や少年院といった司法施設、職業訓練施設などあります。
さらにスクールソーシャルワーカーとして勤める人や、一般企業で従業員のメンタルヘルスケアを行う人などもいます。
本校の精神保健福祉士(PSW)国家試験合格率は、開校以来18年連続で全国平均を大幅に上回っています。平成30年度卒業生は、23名中23名が合格し、国家試験合格率100%(全国平均62.7%)を達成しました。
精神保健福祉士の需要は年々広がっており、求人数は大幅に増えています。そのような中、本校は南九州で唯一の精神保健福祉士一般養成施設という事もあり、鹿児島県や沖縄県からも毎年入学していただき、希望の地域での就職(U・Iターン)を実現していただいています。
本校では、学内に附属のデイサービスセンターを併設しています。日常的に高齢者の方と接する事で、福祉の知識やリハビリテーションの技術向上に役立てています。このような敷地内にデイサービスがある学校は、宮崎県内には唯一で全国でも珍しい取り組みです。
本校は、精神保健福祉士の他に、介護福祉士と作業療法士を養成しています。学校行事などでは、学科や世代を越えて交流をおこなっており、それぞれの職種の理解や横のつながりを深めています。これらの職種は、就職先や様々な現場で連携する事が多くあり、この経験が非常に役に立っています。
本校は、宮崎大学や大学病院をはじめとする教育施設が立ち並ぶ宮崎学園都市に隣接しており、教育環境はもちろん交通機関などの環境も充実しています。また、目の前には、2校の特別支援学校と県立のリハビリテーションセンター等の5つの施設があり、実習やボランティア等を通して様々な交流を行っています。
雇用保険の受給対象の方は、訓練期間中雇用保険を延長して受給できます。雇用保険を受給できない方には、職業訓練受講給付金(月額10万円)の給付を受けることができる制度もあります。
一般財団法人弘潤会 野崎病院 勤務
水本 美冴さん
(令和2年度職業訓練生)
精神疾患のある方が安心して生活できるような知識を身につけ、活かせるような職に就きたいと思い職業訓練生として学校に入学しました。先生方が親身になって国家試験合格に向けサポートしてくださったのを、今でも覚えてます。私は、現在野崎病院の医療福祉相談室で勤務しています。患者様やご家族に寄り添った精神保健福祉士になれるよう日々励んでいきます。